(4:10~9:50)
レポーター:放送席、放送席、そして、スタンドのファンの皆様、今日のヒーローは、ダブルヒーロー、そして、同級生の二人、新井選手と藤井選手です。新井さん、あの先制ツーランホームランですが、あの打球に、この超満員の視線がくぎづけになりました。気持ちはいかがでしたか?
新井:あのう、本当、狙おうとしないんで、よかったです。
レポーター:絶好の先制点の場面でした。いろんな思いもあったと思いますが、いかがですか?
新井:そうですね。あのう、まあ、なかなかうまく行かない日が続いてたんだけど、気持ちだけは、強く持って、バッターボックスに入りました。
レポーター:その気持ちの部分もあったと思いますが、飛ばないボールも関係なし、飛距離十分でした。
新井:よかったです。有難うございます。
レポーター:これで、二試合、連続の一発です。
新井:そうですね。明日からもどんどん打てるようにね、頑張っていきたいです。
レポーター:そして、ホームランと言いますと、この人も素晴らしかった、藤井選手です。
藤井:有難うございます。
レポーター:この超満員の甲子園でのホームラン、お気持ちいかがですか?
藤井:え~、僕は一番びっくりしてるんですけど、あのう、皆さんが一番びっくりされてるんじゃないでしょうか?
レポーター:新井さん、藤井選手の移籍第一号、チームメートの皆さんの反応はいかがでしたでしょうか?
新井:あのう、皆喜んでいましたし、さすが男前と、皆言ってました。
レポーター:藤井さん、さすが男前と言ったところ、本当に見せましたね。
藤井:顔しか取り得がないですけど、一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします。
レポーター:藤井さん、新井選手の先制ホームラン、もうあの当たりも、ですね、男前だと思うんですが、いかがでしたか?
藤井:ほんまの男前ですね。
レポーター:この甲子園で、満員の観衆で、ホームランを打った、よかったんじゃないですか?
藤井:本当に、え~、気持ちよかったです。
レポーター:インコースの難しいボールにも見えましたが、手応えはいかがでしたか?
藤井:珍しく、打った瞬間いったんちゃうかなと思って、ちょっとガッツポーズを仕掛けましたけど、行かなかったらまずいんで、止めました。
レポーター:ホームランの後は、スクイズもありました。
藤井:出たと思うんですけど、 …(声が聞こえなくなちゃった。)
レポーター:スクイズというのは、緊張感をマックスという場面だったと思うんですが。
藤井:いつもいい緊張感持ってやってるんで、大丈夫です。
そして、藤井選手の場合は、キャッチャー、大きな要として、ピッチャー、先発ピッチャー、そして、抑えのピッチャーまで、ずーと、リードするという、そのあたりの充実感はいかがですか?
藤井:僕の力なんかね、大したことないですけど、ほんとね、ピッチャーが一生懸命ほおってくれますし、バッターも、すごく調子いいですし、いい流れで、来てると思うので、皆の力で、一戦一戦勝てるような感じなんで、いい流れに乗っていけるなと思います。
レポーター:新井さん、今皆の力でという言葉がありましたが、 今日は守備でもいいところありましたし、チームとして、それから、二試合連続の二桁安打ですね、このあたりはいかがでしょうか?
新井:そうですね。また明日からね、タイガースらしい野球をして、どんどん勝っていきたいです
レポーター:それでは、最後一言ずついただきましょう!藤井選手、思いのたけをお願いします。
藤井:さっきも言いましたが、顔しか取りえがないですが、一生懸命頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。
レポーター:これ以上の締めはないかもしれませんが、最後は、四番に締めていただきましょう!新井選手です。
新井:明日からも、頑張って、どんどん勝っていきたいと思います。また明日からもご声援よろしくお願いします。有難うございました。
レポーター:有難うございました。今日のヒーローは、新井選手、藤井選手の二人でした。放送席、どうぞ!