「明確(めいかく)な意図や客観的理由(きゃくかんてきりゆう)がなく、偶然(ぐうぜん)に」という意味。
例:
(1) たまたま買った宝(たから)くじが当たった。
(2) 彼女はたまたま同じ飛行機に乗った人と結婚したんですよ。
(3) たまたま忘れ物をよりに帰ったので、ガスの火を消し忘れていたのに気がついた。
(4) 財布を忘れたことに気がついたが、たまたまポケットの中に小銭が入っていたので、助かった。
《比較》偶然 vs たまたま
「偶然」は因果関係がないことを強調する。
「たまたま」は明確な意図がなく、意外だという意味がある。
例:
(1) 事故現場に偶然居合(いあ)わせた。(同じ時間、同じ場所にいただけで、因果関係はない)
(2) 事故現場(じこげんば)にたまたま居合わせた。(事故を見ようと思っていたのではない)
(居合わせる:何かが起きた時、ちょうどその場所にいる。正好在場)
P105 副詞 1
- 探していた本をたまたま友達が持っていたので、貸してもらった。
- 寝てはいけないと思っていたのに、今日もつい居眠りをして、乗り過ごしてしまった。(乗り過ごす:坐過站)
- こんな美味しい料理はめったに口にできません。(なかなか、あまり)
口にする:食べる。めったに:非常に回数が少ない。
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